無防備なまま交渉に臨んでも、交渉術に長けた中国人に勝てるわけがありません。



  

つまらないものなら贈らないほうがよい

中国人は面子を重視します。

 

受け取った商品を見て、自分たちの関係の程度を判断します。

 

一方、日本人は贈り物を渡すときに「つまらないものですが」という言い方をしますが、それが本当につまらないものなら、むしろ贈らないほうがよいかもしれません。

 

中国人は、口にはしなくても、「つまらないものならいらない」と思っています。

 

また、「気持ちだけ」と言って儀礼的なプレゼントを贈ることも逆効果です。

 

日本人は、中国人のこのような面子を、知らないうちに傷つけている場合があるのです。

 

たとえば、バレンタインデーの「義理チョコ」や、旅行の「気持ちばかり」のお土産も、日本人にとってはうれしい心配りですが、中国人はそうは受け取りません。

 

「私たちの関係はこの程度なのか」と思うでしょう。

 

日本には、そのほかにも、「引っ越し祝い」「快気祝い」「お中元」「お歳暮」「ご年始」など、日常生活の中でのたくさんの心くばりがあります。

 

これらは日本独特の贈り物の文化で、日本人同士なら、人間関係の潤滑油的な役割を果たします。

 

しかし中国人にこのような贈り物を贈るときは、一言、日本独特の文化や風習を説明するとよいでしょう。

 

そして、中国人とのビジネスでの贈り物は、このような儀礼的な品物ではなく、相手の立場やポジションにふさわしい品物を贈ることが重要です。

 

また、中国人に対しては「つまらないものですが」という謙遜は不要です。

 

むしろ、「これはあなたのために選んだすばらしいものです」と言って渡すほうがよいでしょう。

 

大切な相手には、金額を気にせず、思い切ってよい贈り物を贈りたいものです。

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