無防備なまま交渉に臨んでも、交渉術に長けた中国人に勝てるわけがありません。



  

中国人は瞬時に人を見極める

中国人の、「自己人」という仲間同士のコミュニティ感覚は、日本人にはない独特なものであると言えるでしょう。

 

自分自身の身は自分で守るのが中国人の生き方の基本です。

 

中国人は家族や強い絆で結ばれた仲間を基本単位に「自分たちの生活は自分たちで守る」という長い歴史から学んだ自己防衛本能を持っています。

 

一方、日本人も、家族の絆や仲間を大切にする点は中国人と同じです。

 

しかし、日本人は、会社というコミュニティを強く意識した生き方をしています。

 

つまり、組織に所属して生活の基盤を得ることが基本であり、会社に長期的で安定的な雇用を期待するのが日本人です。

 

日本人にとって就職することは、会社という組織の中で安心と安全、生活の基盤を得ることです。

 

そして、その代わりとして、会社に貢献することを使命と考えます。

 

会社側も社員を守り、人材を育て、長期的に安定した雇用を提供します。

 

社員は、会社のために頑張って働き、組織の一員としての責任を果たし、会社に対して貢献することが重要であると考えます。

 

これが、一般的な日本のビジネスマンの仕事観です。

 

一方、中国人は、会社という組織に期待しません。

 

その反面、家族や仲間との結びつきをたいへん大切にします。

 

つまり、関係構築の基本は会社対会社、組織対組織ではなく、人対人なのです。

 

「自己人」とは自己犠牲も厭わず献身的につき合う姿勢を示すのです。

 

そこで、中国人は、自分の前に現れた相手と、どんなつきあいをしたらよいかを、瞬時に判断する能力に長けています。

 

つまり、「自己人」になりえる相手か、そうでないか、自分にとってメリットがある人か、そうでないかを何気ない会話の中から見極めるのです。

 

中国人は、相手に急接近すべきか、どのくらいの距離を置くべきか、相手とどのような関係を構築すべきかを、瞬時に判断できるのです。

 

これは、日本人が最も苦手とすることではないでしょうか。

 

なぜならば、日本では、会社対会社という関係が基本なので、個人としての瞬間的な判断は必要とされていないのです。

 

中国人は、このように、鋭い人間観察力と、個人と個人のつながりを重視した関係構築のノウハウを、生まれながらにして身につけています。

 

そこで、日本人は、会社という枠組みを外して、中国人と向き合ってみるとよいでしょう。

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