無防備なまま交渉に臨んでも、交渉術に長けた中国人に勝てるわけがありません。



  

中国人が企業に求める3つのスキル

社員を長期的にじっくり育てあげるという考え方のない中国企業では、必要なポジションに必要なスキルを持った人材を採用します。

 

つまり、社員には即戦力を期待するのです。

 

一方、採用される側も、自分のどのようなスキルを会社に売り込めるかが、仕事を探すときのポイントとなります。

 

少しでもよい仕事を探すためには、自分のスキルを自分自身で磨き、会社に就職することも新しいスキルを学ぶ機会だと捉えます。

 

このように、転職はキャリアアップの絶好の機会なのです。

 

そこで、会社に入ってから、その会社でどのようなスキルが学べるのかが、仕事を選ぶ基準になります。

 

会社の中で、自分の能力をどれだけ発揮できるかだけでなく、自分自身のスキルアップを目標に仕事を選ぶ中国人は少なくありません。

 

中国人にとってのスキルとは、日本人とはちょっと違うようです。

 

第1は、技術や技能です。資格を取得したり、検定を受けたり、技術を身につけ技能を磨いたり、一定の水準を認定する仕組みのある技術や技能です。

 

これには、語学検定、簿記、通関士、工作機械の操作技術、設計や品質検査で使用されるアプリケーションソフトの操作技能など、さまざまな分野が含まれます。

 

最近では、資格取得や技術認定を支援する企業も出てきました。

 

中国でも、企業が優秀な人材確保のために、研修制度を取り入れ始めたのです。

 

第2に、現場での経験がキャリアにつながる専門職としてのノウハウです。

 

工場の場合なら、品質管理、資材調達、在庫管理、設計など、ホワイトカラーの場合は、営業、マーケティング、人事労務、会計業務など、現場の実践の中から身につけるノウハウです。第3は、ネットワークです。

 

中国でのビジネスでもっとも重要なポイントがこのネットワーク力なのです。

 

ビジネスで知り合った人とのつながり、取引先との人間関係、上司と部下の関係など、中国人は人と人のつながりを重視します。

 

つまり、ネットワーク力こそが中国ビジネスの基本なのです。

 

中国人は、これら3つのポイントを会社から学ぶのではなく、上司から学ぼうとする意識が強いようです。

 

そこで、自分が所属している部署の上司が、学ぶべきネットワークやノウハウを持っているかどうかが重要になります。

 

そして、魅力的な上司がいない場合、その会社をすぐに辞めてしまうビジネスマンも少なくありません。

 

また、上司からもう学ぶべきものがないと判断すれば、転職を考え始めるのです。

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