無防備なまま交渉に臨んでも、交渉術に長けた中国人に勝てるわけがありません。



  

中国では主張することが評価される

中国人の多くは、大きな声でまるで喧嘩をしているかのような話し方をします。

 

言うべきことを遠慮なく主張し、身ぶり手ぶりを交えて自己主張するのが中国人の特徴です。

 

他人の意見は聞かず、まず、自分の主張だけを一方的に押し通します。

 

中国の文化は、主張することが評価されるのです。

 

しかし、日本は、主張するよりも相手の立場や気持ちを考えて、譲り合うことを大切にする文化です。

 

上海で地下鉄に乗ると、車内アナウンスが聞き取れないほど、大きな声での会話や、携帯電話での通話など、いろいろな人たちの声が飛び交っています。

 

一方、日本の地下鉄は、シーンと静まり返っています。

 

初めて日本に来た中国人が、日本で地下鉄に乗ったら、あまりの静けさにきっと驚くでしょう。

 

また、中国の伝統的な市場では、買い物をしている人たちが、まるで喧嘩をしているようです。

 

商品を少しでも安く手に入れようと、命令口調の大声を張り上げて、何度も価格交渉を繰り返しています。

 

一方、日本では面倒な価格交渉をすることなく、みんな同じ条件の決められた価格で買い物をします。

 

価格交渉の煩わしさや、交渉のうまい下手による不公平感は敬遠され、安心して買い物ができることを好みます。

 

しかし、中国では値切ることこそが買い物の基本なのです。

 

そこで、日常の生活シーンのすべてにおいて、主張すべきことははっきり主張するように、子供のころから鍛えられています。

 

日本人のように相手の立場や気持ちを考えて、譲り合って生きるのではなく、主張すべきことをはっきり主張するのが中国人の特徴です。

 

イエスならイエス、ノーならノーをはっきり主張し、意見が合わなければ激論を戦わせるのが中国流の自己主張です。

 

空気を読みながら、相手の気持ちを察して行動するのは、あくまでも日本的なコミュニケーション方法です。

 

そこで、日本的な発想で中国人と接すると、コミュニケーションギャップが生じます。

 

中国では、相手の気持ちを察しながら、お互いに譲り合って、相手の悟りを期待する言い方は通用しないのです。

 

中国人は、自分たちの意見を主張しなければ相手との考え方の違いがわからないと考えます。

 

そこで、お互いに主張すべきことは徹底的に主張し、お互いの考えや価値観を確かめ、コミュニケーションを深めながら信頼関係を築くのです。

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