無防備なまま交渉に臨んでも、交渉術に長けた中国人に勝てるわけがありません。



  

中国企業はトップダウン型の組織が多い

中国企業には、トップダウン型の組織が多いようです。

 

中国では組織を束ねているのが総経理です。

 

そして、総経理に直結する形でマネージャーが存在します。

 

総経理はマネージャーに、大きな権限と責任を与え、指示や報告のやり取りも、総経理とマネージャーとの間で直接行われます。

 

一方、日本企業では、それぞれの部署ごとに階層的な組織になっており、ひとつのプロジェクトに対する責任も、階層的に責任を分担する形がとられます。

 

これは、ひとりの社員に権限と責任が集中することを避けるためです。

 

つまり、業務を進めていくうえで、組織全体の意識の統一、組織内の調整や協調といった点が重視されます。

 

組織全体の力を発揮するために、社内稟議や組織内での根回しを経て、組織として目標を共有し、社員全員が一丸となって目標に進む姿勢が求められるのが、日本型組織の特徴です。

 

しかし、中国企業の組織では、ひとりひとりのマネージャーに大きな権限と責任が与えられ、マネージャーも自分のチームのメンバーに、それぞれ権限と責任を与えて、全体のプロジェクト全体を管理します。

 

日本企業では、成果が上がった場合には、その利益を社員に平等に分配するのが一般的です。

 

そして、ひとりの社員が成果を上げるために大きく貢献したとしても、他の社員に比べて多額のボーナスを出すということはありません。

 

業務評価の基準や、ボーナス査定の基準が企業内で決められているからです。

 

一方、トラブルが生じた場合にも、ひとりの社員がその責任をすべてとらされることはありません。

 

連帯責任として、チーム全体や、組織全体の問題となります。

 

また、犯罪や背任行為などがない限り、社員が解雇されることもありません。

 

一方、中国企業の場合は、権限を与えられたマネージャーが大きな責任を負わなくてはなりません。

 

トラブルが発生した場合は、マネージャーのスキル、ノウハウ、これまでの経験などが大きく問われることになります。

 

つまり、社員全員がお互いに協力し合い、組織としてひとりのミスを補い合いながら仕事をすすめるという考え方はないのです。

 

そこで、中国企業は社員を採用するときには、権限と責任を与え、会社のために一定の貢献をしてくれる即戦力を求めます。

 

時間をかけてゆっくりと社員を育てるという考え方はないのです。

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