無防備なまま交渉に臨んでも、交渉術に長けた中国人に勝てるわけがありません。



  

給料明細を見せ合う中国人

日本企業では、同僚と給与明細を見せ合ったり、給与の金額について話し合ったりすることはほとんどありません。

 

しかし、中国では給料日に支給された給料の明細を見せ合って、お互いにその内容を確認し合うことも珍しくありません。

 

実は、彼らは毎月のお互いの給与明細を見せ合うことで、自分が会社からどのように評価されているのか、また、自分が会社から正当な評価を受けているかを確認しているのです。

 

中国では、会社からの評価は給与の金額に反映されます。

 

そこで、自分が会社からどのように評価を受けているかは、給与明細がすべてなのです。

 

権限を持たされ、責任を果たし、高い目標を達成し、正当な基準で評価を受け、成果に見合う報酬を受けることは当たり前のことです。

 

そこで、給与明細で不満を持つ社員からクレームがあるとしたら、その企業はどこかに問題が生じていることになります。

 

中国人のもうひとつの特徴に、自分が正当な評価を受けていることを他人に知らせたいという気持ちがあります。

 

しかし、彼らにとっての正当な評価とは、平等な評価という意味ではありません。

 

自分がほかの人よりも能力がある優れた人材であることを会社がきちんと認めてくれているかどうかという点です。

 

中国人にとっては、特別扱いされることが本人の自尊心を満足させるための重要なポイントなのです。

 

彼らは、自分たちのものだけでなく、日本人の給与明細にも注目しています。

 

中国人社員は、日本人社員が給与の額にふさわしいだけの仕事をしているかどうかを冷静に見ているのです。

 

駐在で来ている日本人は、中国人の数倍から数十倍の年収を得ています。

 

そこで、それだけの働きをしているかをしっかり観察しているのです。

 

日本人駐在員は、通訳を同行させ、どこへ行くときも運転手つきの社用車を使いますが、現地に駐在するなら、少なくとも現地スタッフに溶け込もうとする姿勢が必要なのではないでしょうか。

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