無防備なまま交渉に臨んでも、交渉術に長けた中国人に勝てるわけがありません。



  

中国と日本のチームワークの違い

中国人は協調性がないとか、結束力に乏しいといわれますが、どうやら根本的には、日本企業とはチームワークの形やリーダーの役割に違いがあるようです。

 

たとえば、日本企業でチームリーダーAさんが、チームのメンバーであるB氏、C氏、D氏、E氏、F氏の5人に仕事を振り分けたとします。

 

ベテランのB氏には多めに、新人のC氏には少なめに、D氏には仕事の量を少し減らして、その代り新人のC氏の指導も任せました。

 

チームのメンバーは全員が相互に連絡を取り合い、また、それぞれがプロジェクトの進捗状況をリーダーに報告し、リーダーは必要に応じてミーティングを招集します。

 

日本型のチームワークでは、チーム内で報告と連絡、相談が繰り返され、情報が共有されます。

 

そして、進捗が遅れているメンバーがいれば、他のメンバーは支援し、リーダーはその調整役になります。

 

日本型チームワークで、リーダーに求められている役割は、全体を見渡して仕事の遅れや精度をチェックし、チームとしての総合力を高め、全体力を引き出すことです。

 

しかし、中国型のチームでは、メンバーのひとりひとりは与えられた仕事の完成に全力を尽くします。

 

そして、自分の能力をフルに発揮して与えられた責任を果たします。

 

リーダーはひとりひとりの進捗状況を管理し、指導を行います。

 

ときには、アドバイスや指導だけでなく、プレッシャーを与え、厳しい進捗チェックや監視も行います。

 

中国型のチームワークでは、メンバー間での報告、連絡、相談は期待されません。

 

リーダーとそれぞれのメンバーとの間だけでの報告、連絡、相談となり、両者の間で、成果と報酬の関係も明確になっています。

 

つまり、与えられた仕事に集中し、決められた期日までに確実に仕事を仕上げることだけが要求されます。

 

リーダーに求められている役割は、個人能力を徹底的に引き出し、ひとりひとりに能力を発揮させて、全員から仕上がってくる仕事をひとつに取りまとめることなのです。

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