無防備なまま交渉に臨んでも、交渉術に長けた中国人に勝てるわけがありません。



  

中国人には「3つの没有(メイヨウ)」を言わせない

中国人は、環境や状況の変化の中で、フレキシブルかつスピーディーな対応策を講じます。

 

しかし、この対応策を自分流で進める場合も多く、彼らが「よりよい方向」だと思ったことが、日本側にとってはよい方向ではない場合もあります。

 

そこで、彼らが自分流で物事を進めないように注意を払う必要があります。

 

彼らは、日本人を決して騙そうと思っているわけではありません。

 

双方にとっての、「よりよい方向」という考え方の違いが、ミスコミュニケーションの原因となるのです。

 

そこで、中国人に契約や約束を守ってもらうためには、「約束厳守の3原則」が有効です。

 

これらは、契約や約束を守ってもらうために日本側から働きかけなくてはならない注意ポイントで、第1に3つの没有を言わせない、第2に自分流をさせない、第3に報告・連絡・相談の徹底です。

 

「3つの没有」とは、「没有問題(問題ありません)」「没有関係(大丈夫)」「没有弁法(どうしようもありません)」です。

 

中国人が「問題ない」という場合は、必ず問題があります。

 

そこで「問題ない」と言わせず、問題があるとしたらどこに問題が起こる可能性があるのかを考えさせることが重要です。

 

本人が問題に気がついていない場合もあります。

 

また、気がついているのに隠している場合もあります。

 

こうした点に関して、日本側から見極めることも必要です。

 

もしも、相手が問題の所在を故意に隠す性格の人間なら、仕事のパートナーとしては不適格です。

 

また、問題点の仮説を考えさせてみることで、相手のスキルのレベルを知ることもできます。

 

中国人は、問題を発見して、報告し、対処するという作業が苦手です。

 

そこで、仮説を考えさせてみることで、本人の経験、ビジネスセンス、問題の発見力、行動力などを見ることができます。

 

問題点は、「没有問題」から「没有関係」になる過程で見つけ出す必要があります。

 

彼らの口から「没有関係」が出てくる段階では、問題はかなり深刻化しています。

 

そして、「没有弁法」と言い出したら、もう手遅れです。

 

彼らに、「3つの没有」を言わせないことが第一の原則です。

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